ストーカー行為が関係している

盗聴器には、ストーカー行為がかかわっていることが多いといえます。身の回りの人に行動や会話を細かく把握されており、それを不審に思って調べてみたら家の中で盗聴器が見つかったという例があります。

家の中で話した内容がなぜか知られていると思ったら、盗聴器があるかもしれないことを一つの疑惑として考えておく必要があります。

元恋人・元配偶者が復縁目的でしかけるケース

別れて接触していないはずの相手なのに、なぜか会話の内容や在宅時間を知られていたため、疑問に思って調べてみたら原因は盗聴器だった、というようなパターンがあります。

ご近所さんからの嫌がらせ

近隣に住むご近所さんやママ友などから嫌がらせを受け、それが盗聴へと発展してしまうケースもあります。家族としか話していないことがなぜか近所全体に知れ渡っているなどの状況から、盗聴器発見へと至るパターンがあります。何らかのきっかけでご近所さんやママ友の反感をかってしまい、そこから盗聴器を使った悪質な嫌がらせに発展してしまったということです。行動や話の内容などを事細かに把握されていて不自然だと感じたときは、十分に注意する必要があります。

リモコン式

まず挙げられるのは、リモコン式と呼ばれるタイプの盗聴器です。その名の通りリモコンで電源のオンオフが可能になっており、盗聴者が聴きたいときに電源を入れて盗聴を行えるのが大きな特徴となっています。電源がオフになっていると発見されづらいため、調査の際にはプロの手を借りて徹底的に探していくことが重要となります。

スクランブル式盗聴器

スクランブル式盗聴器は、4種類の周波数を使うことで、盗聴した電波を1秒あたり20回ほど切り替えて発信する仕組みを持つものになります。そして電波の受信には専用の機械が必要になるため、盗聴器をしかけた人しか基本的には聞くことができないのが特徴です。

スクランブル式の場合は、リモコン式と比べると常に電源がついている状態になるため、比較的発見しやすくなっています。ただし、ステルス盗聴器であることには変わりないため、スムーズに発見するためにはプロの経験とそれによって培われたノウハウ、そして専門の発見器が必要になります。